目標は上手に立てることが達成のポイント

皆さんは、何か目標を立てるとき、どのように設定していますか?

「〇〇試験に合格する」
「YouTube登録者、1000人で収益化」
「毎日休まずに学校に行く」

いろいろな目標があるかと思います。
目標を立てるということは
きっとなにか達成したいことがあるのだと思うのですが
その目標は、今のあなたの状態でクリアできそうなものですか?

そうでないようでしたら
一緒に目標の立て方について少し考えてみましょう。

クリアできない目標は「出来なかった」という気持ちをうみ
あなたの自己肯定感を下げることに繋がってしまうかもしれません。

ポイントはスモールステップ

さて、では目標の立て方を具体的にみていきましょう。
ここでのポイントはスモールステップです。

その文字通り、小さな段階を踏みながら、目標達成に向かう方法になります。

例えば、あなたが富士山の登頂を成功させたいとき。
「富士山に登る」という目標だけだと、ゴールは明確ですが
そこまでにどのような道筋をたどったらいいのか、よくわからないですよね。
頂上につくまでにモチベーションが下がって
疲れたしもういいかな…と思ってしまうかもしれません。

ここでスモールステップの出番です。

富士山にのぼる、ためには。
富士登山について調べる→必要なものを用意する→体力をつけておく→
富士山のふもとにつく→五合目の登山口までいく→六合目までいく→
七合目までいく→八合目まで行って山小屋で休む→九合目までいく→
山頂に立つ→下山する

ざっくり分けてこれだけのプロセスがあります。
この中で、今の自分が少し頑張ったら出来そうなところを小目標として設定してください。
今の状態ですでに出来ていること、かなり頑張らないとできないことはダメです。
また、出来るだけ具体的にすることが大切です。

「〇月×日までに必要なもののリストを作る」

みたいな感じですね。

スモールステップを使うとどうなる

スモールステップを活用すると
使っていないときよりも、目標の達成が見込めます。

小さな目標の達成を積み重ねることによって
成功体験を積み、モチベーションがあがり、気が付いたら大きな目標の達成もすぐそこなのです。
また、そもそもの達成目標が小さいので、途中で挫折をすることが少なくなります。
自分が頑張れば出来るくらいの目標にしておくことで失敗することを防ぐ役割があります。

さらに、目標を細かくすることによって
課題に取り組みやすくなることが想定されます。
高い目標に対するやる気は出しづらいですが、自分の手の届く範囲にある目標は
クリアが楽しみになりますよね。
ゲームでも、一気に全部完璧にクリアするのはしんどくても
一章ずつであればコツコツと取り組むことで気づけば全面クリアに繋がることがあると思います。

目標を作るときのポイント
・出来るだけ小さなもの、自分が少し頑張ったら届くところから始める
例)1時間勉強する→5分机の前に座る
・抽象的なものではなく、具体的に決める
例)学校にいけるようになる→制服を着て家を出る
・否定形ではなく、肯定形を使う
例)夜更かしをしない→12時までに寝る

また、小目標に対してご褒美を作っておくことも有効です。
自分で目標を立てる際は、自分の好きなことをご褒美にしておくと良いですし
子どもと目標を立てる場合は、相談して決めると良いかと思います。

小さく分ける、と言ってもどんな目標がいいのか。
最初はちょうどいい目標を立てることが難しいかもしれません。

どのようなステップがいいのか一緒に考えていきたいという方は
是非、1度お気軽にご予約ください♪

カウンセリングの予約

トップページへ