怒ることの身体への影響

<怒り>とは
外部からのストレスに対して身体が出す防御策です。

外の世界から、何らかの圧がかかったとき
ヒトは”逃げる””やり過ごす””闘う”などの選択を行います。
<怒り>は攻めの姿勢であり、このとき私たちの身体では
何かあってもすぐさま動けるよう準備をし始めます。

具体的には
・呼吸が速くなる
・心拍数が上がる
・血圧が上昇する
・筋肉が硬直する
・汗が出る
・胃や腸などの消化活動が低下する
などの反応が出ます。

同じような身体の反応は、怒っているとき以外では、緊張しているときにも起こります。
緊張するようなプレッシャーのかかる場面も、外の世界からの圧を感じていますよね。

この反応は、リラックスする反応とバランスがとれている分には問題ありません。
動物が生きる上で、自分を守るための生理的で重要な反応です。

しかし、リラックスした状態とのバランスが崩れ
身体が攻めの姿勢の状態ばかりになってしまうと問題になってきます。
血圧が上がったままだと、血管に負担がかかり、柔軟性が低下して硬くなってしまいます。
その結果、心筋梗塞や脳出血につながる可能性もあります。
消化活動が低下すると、食べたものがしっかりと消化されず、便秘ぎみになります。

さらに、このような攻めの姿勢をずっと続けていると
身体が疲れてしまい、攻める意欲がわかなくなってしまいます。
気力の低下につながっていき、うつ病へと進んでしまうこともあります。

<怒り>を自分でコントロール出来なければ
気持ちだけでなく身体にも悪影響が出てしまう恐れがあるのです。

ではどうやって<怒り>をコントロールしていけばいいのでしょうか。
次の【アンガーマネジメント③】で方法について触れていきますね。