「頼まれると断れない、人に気を遣って疲れてしまう」
「自分の周りで起きていることに対して、自分が悪いと感じてしまう」
「不安が強くて新しいことに挑戦できない」
「日常生活の中で漠然とした不安や生きづらさがある」

このような悩みを抱えていらっしゃる方の中には
幼少期の親子関係や家庭環境からの影響を受け続けている場合があります。

子供の心の成長にとって問題のある家庭で育ち
そのことによって成人してからも否定的な自己像や極端な人間関係といった
心の歪みを抱えることになる現象をアダルトチルドレンと言います。

根本には、幼少期に抱え込んだ強い感情があるものの
無意識に目を背けてきたことであるため、自覚をしていないことも少なくありません。
問題に気付かないようにしてバランスを保っているところがあることから
焦らずに少しずつ改善していくことが必要となります。

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンという言葉を聞いたことがある方は多いかもしれません。
よく「大人になりきれていない子どもっぽい人たち」と誤解されることもあるのですが
「大人にならざるを得なかった子ども」という方がニュアンスとして近いかと思います。

この言葉はなんらかの病名を表すものではなく
その状態を示すものと考えていただけると良いかもしれません。

アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンとは元々、アルコール依存症の家庭に育った子どもたちにおいて
両親の口論や暴力を間近で見続けることによって、心の成長に歪みが生じることが多いことから
この名前がつき、その概念について研究がされてきました。

その中で、同一の状態となる子どもがアルコール依存症の家庭に限らず
全般的な養育不全の家庭の中でみられることから
現在では概念が拡大されて用いられています。

子どもがアダルトチルドレンになりやすい家庭として代表的に挙げられるものは
虐待・夫婦間のDV・親の精神疾患やアルコール等の依存症などです。

さらに、養育不全の家庭の中には上記のような明らかな問題が表面化していない場合もあります。

機能不全家族・ヤングケアラーのいる家庭などもアダルトチルドレンとなる原因になり得ます。

両親の中が悪い、嫁姑問題があり家の中がピリピリしている
家族の中に真剣に深い話が出来る関係性がない、表面的に仲良く見えているだけ……

このような本当のコミュニケーションが取れていない家庭では
お互いが家庭の中にある問題に向き合うことができないままとなってしまいます。

アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンには共通するいくつかの特徴があるとされています。
自分がアダルトチルドレンかどうか気になる方は
下のページにあるチェックリストに回答してもらうとある程度分かるかと思います。
※当てはまるものが多いから絶対にアダルトチルドレンだ!と言い切れるわけではありません。

また、アダルトチルドレンには6つのタイプがあります。
それぞれのタイプの詳細もチェックリストと同じページにのっておりますので
気になる方は一度確認してみていただければと思います。

代表的なものをあげると
・極端な人間関係になりやすい、人間関係がいつも同じパターンでうまくいかない
・自分を大切にできない・物事を素直に楽しめないことで、生きづらさを感じている
といったことがあります。

アダルトチルドレンになりやすい人は
生まれつき周囲からの影響を受けやすい側面があることも少なくありません。

周りの影響を受けやすいことで、家族の問題を一心に背負ってしまうことになりやすいのです。

アダルトチルドレンのカウンセリング

カウンセリングを担当させていただく、臨床心理士・公認心理師の中田千晶です。

アダルトチルドレンのカウンセリングでは
まず親子関係の中でどんな役割を担っていたのか、どんな経験をしてきたのか
過去を振り返りながら共に見直していくこととなります。

見失ってしまった自分を見つけなおしていく作業の中で
ご自分のことを話していただいていくうえで
どんな考え方をするのか、どんな風に感じるのか、物事の捉え方の癖などを
探っていくことが目的です。

そうして、自分を見つめなおしながら
カウンセラーに自分のことを話してそれを聞いてもらうという経験を積み重ねることによって
自分を認め、自分のことを大切にする感覚が芽生えていきます。

そうすると、自然と生きづらさは解消されていくかと思います。

自分で自分を大切にできて、自分の価値を認めることができるようになることで
家族の中で担わされていた役割から解放され、自分の人生を歩んでいくことが出来るようになります。

カウンセリングによる変化

カウンセリングによって以下のような変化がみられるようになります。

・親と適度に距離を置いて付き合えるようになった
・自分の中でもやもやしていたものが分かり、すっきりした
・自分の問題と人の問題と分けて考えられるようになった
・自分なりの頑張りを認められるようになった

過去の経験を捉えなおしていくことによって
今の考え方や捉え方に変化がうまれてきます。

育ってきた環境に当てはまる部分があるかどうか

カウンセリングに来られる方の中には
アダルトチルドレンという言葉を知っていて、自分がそうであると感じている方も
同じような悩みはあるけれど、自分がそうなのかは分からないという方もいらっしゃいます。

重要なのは「アダルトチルドレン」という言葉に当てはまるかどうかというよりも
①育ってきた家庭環境や特徴に当てはまる部分が多いかどうか
②それによって現在の生活に支障をきたしているかどうか、かと思います。

この2点に当てはまっている方は
1度ご相談頂ければと思います。

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