パートナーが度々浮気をする
パートナーに浮気をされた。そんな経験はありませんか?
・マッチングアプリをしていた
・風俗のメンバーズカードが出てきた
・キャバクラに個人的に通っていた
・定期的に会っている異性がいた
等、形はさまざまかと思います。
どこからが浮気?何をしたら浮気?など人によって意見や基準はありますが、浮気か浮気ではないかは重要ではなく「浮気だと感じパートナー間での関係に影響が出ている」ということが重要な点なのです。
浮気をされた側の気持ちと行動
1)自分を責める
・浮気をされるのは私になにか原因があるのかもしれない
・浮気相手は自分よりも魅力的な人なんだろう
2)パートナーの監視が止められない
・信用できず、今どこで誰と何をしているかを確認することに神経を使ってしまう
・パートナーや浮気相手のSNSを特定したり投稿の内容から浮気の痕跡を見つけようとする
3)一人で苦しみ、辛い思いをパートナーにぶつける
・浮気をされても別れる決断に至ることが出来ず、周囲からは呆れられ相談することもできない
・浮気された事実を忘れることが出来ずパートナーを罵りたい衝動に駆られる
憶測から自分を卑下し自己肯定感が低下する
1)自分を責める
「自分になにか足らないところがあるのではないか」「自分に魅力がないから…」と想像が膨らみます。
受け入れることができないストレスや自身の容姿へのこだわりから摂食障害に発展することもあります。
しかし浮気をする人は、自身のパートナーに不満があるから浮気をするとは限りません。
実際はパートナーに不満を感じていなくとも、浮気をするケースは多いのです。
また、パートナーよりも容姿が劣る人と浮気をするケースは珍しくないのです。(むしろ多いかもしれません)
原因は自分にあると感じ、自分を責める必要はありません。
止まらない不安と束縛することへの執着
2)パートナーの監視を止められない
一度失った信頼はなかなか取り戻すことが出来ません。
「飲み会で帰りが遅くなる」「残業になった」など、浮気が発覚する前からあったことでさえも疑念が生じます。
飲み会や残業を禁止したり、随時連絡するよう約束したり、さらにはGPSで行動を管理するようにもなります。
そうなると仕事に影響を与えるかもしれないし、自身もスマホを手放せず常に気が気じゃない状態に陥ります。
自分を責めて自己肯定感が下がり、不眠傾向やうつ傾向などの二次的な問題が生じてしまいます。
周囲から孤立し、パートナーとケンカが絶えない
3)一人で苦しみ、辛い思いをパートナーにぶつける
最初は友人や家族に相談すると多くの場合「浮気なんて最低」と共感や寄り添いの声がかけられます。
しかし周囲がパートナーを悪く言うことで、嫌な気持ちになったりそんなパートナーを選んだ自分を責める気持ちが生じる場合もあります。
また、「別れた方が良い」とアドバイスされますが、別れる決意がすぐにできればそもそも自分を卑下したり不安感に襲われることもないのです。
頭では解っていてもなかなか決意できるものではなく、辛い気持ちのまま付き合いを続けるパターンがほとんどです。
次第に「なんで別れないの?」「早く別れた方が良いって言ってるのに」と苛立ち、自分が責められている様に感じます。
そのため、周囲に相談することを避け、どんどん孤立していってしまうのです。
その不安感や焦燥感からパートナーを罵りたい衝動に駆られ、過去の浮気について責め立て口論になってしまいます。
そんな日々が続くとパートナーもどちらも疲弊し、関係性が崩れてしまうのです。
気持ちの整理と今後の為に
カウンセリングでは「最低」とパートナーを罵ることもなければ「それは浮気ではない」とジャッジすることもありません。
また、「別れた方が良い」など安易な提案もしません。
どう思ったのか、その出来事がパートナー間でどのような影響があったのか、今後どのようにしていくかを一緒に考えていく場です。
まずはお気持ちを話し、相談してみて下さい。