もし世界に1人だけになったとして
人間は生きていく上で多くの悩みを抱えます。
これを読んでいるあなたも、どうしようもなく悩んでいることがあるかもしれません。
しかし、一度立ち止まってみてください。
そして、自分一人だけしか生きていない星にいて
「人類は自分一人しかいない」という世界を想像してみてください。
仕事も学校もない。あなたについてどうこう言う人はいない。どころか周りには誰もいない。
今あなたが抱えている悩みは、それでも存在していますか?
抱えている悩みの大半は、ほとんど無意味なものになってしまうと思いませんか?
あなたの基準が人類の基準になるのです。
他者と比べてどうこうと考える必要はありません。
つまり、他人との比較で起こる感情の起伏は、結局は全て「悩むのが無駄」なことです。
他人のことはコントロールできないので、悩んでも仕方ありませんし
その他人がいなければそもそも存在しないのですから。
他人とは関係なく、自分の問題に対して自分にできることで向かい合うのが
これからの生きづらさを減らす出発点になります。
自分の内側の悩みであれば
外側の世界が全部なくなっても残っている、自分の内側の世界の悩みであれば
あなたが行動することで変わることもあるかもしれません。
<物事の捉え方>を変えていくことはそのうちの1つの方法です。
よくある例を出すと、水の半分入ったコップを想像してもらいます。
あなたはそのコップを見て、どう感じるでしょうか?
「まだ半分もある」「もう半分しかない」
同じものを見ても、捉え方によって気持ちは大きく変わります。
「まだ半分もある」と思うと少し気が楽ですよね。
では、同じように水の半分入ったコップを想像したうえで
あなたが今砂漠に居ると考えてください。
はたして「まだ半分もある」という考えでいいのでしょうか?
「もう半分しかない」と考え、計画的に使うことが必要ではないでしょうか?
その考え方が適切かどうか・役にたつかどうかは
現実を見て判断することが重要です。
現実を見れていなければ
「まだ半分もある」「もう半分しかない」
このどちらも、ただの決めつけでしかないのです。
私たちカウンセラーは、あなたの抱えている問題に対して代わりに立ち向かうことはできません。
あくまでも立ち向かうのはあなた自身であり、カウンセラーはその横に寄り添い、こけてしまわないよう
足元を照らすことしかできないのです。
あなたが変わりたい、問題に立ち向かいたいと考えているのであれば
私たちは全力でその応援をさせていただきます。
お気軽にご相談くださいね。
物事の捉え方の変化には
認知行動療法が有効であるとされています。