
原始反射とは
赤ちゃんは、特有の反射運動をします。
おそらく子育て経験のあるお母さんは、その反射運動を何度も見たことが
あると思います。
新生児期、乳児期早期に見られる反射運動のことを原始反射といいます。
原始反射の種類
原始反射の種類には以下のようなものがあります。
起立反射
支えて立たせようとすると足に力を入れて立とうとする反射。
生後3か月くらいで消えます。
吸啜反射
自分の口に触れたものを吸おうとする反射。
生後4~5か月くらいで焼失します。
口唇探索反射
唇やその周囲に指触れると反射的に顔を向けて口を開く。
生後3~4か月くらいで消える。
把握反射
ダーウィン反射とも言われていて、手にものを触れさせると握ろうとする反射。
生後3~4か月で消える。
モロー反射
音が聞こえると体をのけぞらしたり、何かしがみつこうとする反射。
生後3~4か月で消える。
バビンスキー反射反射
足の裏をこすると、足の親指がのけぞり、他の指は開く反射。
生後3~4か月で消える。