欲求不満という心理

欲求不満という心理状態がありますが、これは欲求が満たされていない状態であり、
心のバランスが悪い状態です。
この状態に関連する心理的要素について説明します。
 

相対的剥奪理論

自分が獲得したものと、自分が獲得したいと期待していたものとの間に差がある
ことによって欲求不満になるという理論。
 

認知的不協和理論

自分の態度を構成する感情、認知、行動が一致している状態を認知瀬的整合性が
あると言いますが、認知的不協和とは、矛盾する認知を2つ抱えたことにより
不快感が生じる心理状態です。
例えば、痩せたい人が『甘いものは好き』、『甘いものは太りやすい』という
認知を持ってしまって、好きなデザートを食べたいけど、食べても良いのか葛藤
している状態を認知的不協和が生じていると言います。
 

バランス理論

対人関係において3人以上の関係性において、3人の間の認知関係のバランスを
保とうとする人間の心理状態が生じるという理論。
例えば、AはBと仲がいい、AはCと仲がいい、BはCと仲がいいという場合、
AはBと仲がいい、AはCと仲が悪い、BはCと仲が悪い、という場合は認知の
バランスが取れているが、AはBと仲がいい、AはCと仲が悪い、BはCと仲が
良いという場合、人間の心理は認知のバランスを整えようとBはCのことを否定
的に見るようになってくる心理が働くことです。
このバランス理論は、仲のいい友達が好きなアイドルを自分も好きになったり、
いじめが生じる時にも働いている心理的な作用です。
 

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